こんにちは。
親の老いを実感するとき、私たちは誰もが戸惑いを抱えるものです。
「あれ…昔より背中が丸くなったな」「歩くのがゆっくりになった気がする」
そんな些細な変化に気づくたび、どこか胸がざわつきます。
老いは自然なこととわかっていても、
なかなか素直に受け入れられない気持ちが心の中に残ります。

なぜ受け入れられないの?
実はそこには、“自分の中の恐れ”が隠れています。
それは、親を失う怖さだったり、自分も歳を取っていくという事実への戸惑いだったり。
親の老いを受け入れるというのは、同時に、
「人生の時間は止まらない」と認めることでもあるからです。
「まだ大丈夫」と言いながら、
心のどこかで「でも、いつまでこうしていられるんだろう」と思う…。
そんな複雑な気持ちを抱えながら過ごしている方は、本当にたくさんいます。
多くの人が、親の元気な姿を心のどこかでずっと思い描いています。
「昔はもっとパワフルで頼りがいがあったのに」と懐かしく思う一方で、
変化が目の前に現れるとどうしても現実と向き合うのがつらくなります。
自分たちよりもずっと強く見えていた存在が、ふとした拍子に頼りなく見えてしまうとき、
何とも言えない寂しさがこみあげてくるのです。
気がつかないうちに”現実逃避”していることも
たとえば、親の物忘れが増えても、「疲れてるだけ」と思い込んでしまう。
病院に行こうと勧められても、「うちの親はまだそんな歳じゃない」と笑ってごまかす。
こうした行動も、心の防衛反応のひとつです。
人は、受け入れる準備ができるまで時間がかかります。
焦らず、少しずつ気持ちを整理していくことが大切なんです。
その揺れ動く気持ちが、“親の老い”と向き合う始まりとなるのです。
「こんな気持ち、自分だけかも…」と思いがちですが、
多くの人が共通して抱える悩みの一つです。
[PR]「できること」を奪わない勇気
親が年を重ねると、「危ないからやめて」「私がやるよ」と、つい手を出したくなります。
でも、それが親の“自立する力”を少しずつ奪ってしまうこともあります。
たとえば、洗濯物を干すのに時間がかかっても、
「手伝おうか?」ではなく「ゆっくりでいいよ」と声をかける。
その一言で、親は“まだ自分にもできる”という自信を持てるんです。
「助ける」と「任せる」のバランスって、本当に難しいですよね。
でも、相手を尊重することが“受け入れる”ということでもあります。
“前と違う”を責めない
私たちは、親の変化を目の前にしたとき、心のどこかで寂しさを感じてしまいます。
親自身も、衰えや変化に不安や寂しさを抱えていることが多いものです。
だからこそ、親の頑固な態度や拒否反応には理由があります。
自分の“できなくなってきた”ことに戸惑ったり、
できるだけ自分でやりたいというプライドがあるからこそ、
手助けを素直に受け入れがたくなるのです。
親のやり方や考え方を“否定せずに見守る”姿勢は、家族みんなで意識していきたいですね。
“自分たちにできることを、無理せず可能な範囲で続けていく”。
それが、親の老いと向き合いながら家族の気持ちも守れる、大切な工夫なのかもしれません。
[PR]少しだけ親の”今”を見つめてみよう
親の老いを受け入れることは、まるで静かに流れる川のような時間を感じる瞬間です。
焦ってもどうにもならない。
だからこそ、ゆっくりと、穏やかに向き合うことが大切なんです。
「もう少し一緒にいたい」「できるだけ元気でいてほしい」――
その気持ちは、誰にとっても同じ。
でも、親の時間も、私たちの時間も止まることはありません。
小さな“できた”を一緒に喜んだり、些細な会話や一緒に過ごすひとときに、
これまで感じられなかった温かさや穏やかさを見出すようになれれば、
それが一番の親孝行になるのかもしれませんね。
[PR]最後に
みんなで「支える・頼る」の繰り返しを無理せず続けていくことで、
穏やかな気持ちでこれからの時間を大切にできたらいいですね。
完璧でなくても、ぎこちなくてもいいのです。
「そのとき、できることを、できる範囲で」。
このゆとりこそが親子の新しい関係をつくる第一歩なのかもしれません。
親の老いに直面するみなさんが、それぞれのペースで少しずつ受け入れ、
かけがえのない日々を重ねていけますように..。
応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
[PR]参考
- 「親の老いを受け入れる」長尾和宏×丸尾多重子
- 「子供の3人に1人が親の老を見て見ぬふり..。老いに対する親子の意識の違いとは」花人日和
- 「親の老いがつらいのはなぜ?グリーフケアで心を保つヒント」MYSCUE
- 「抗老化と老いの受容」シニア研究室





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