自分が介護される立場になったら…今から備える5つのこと

介護とライフスタイル

こんにちは。

「介護」という言葉を聞くと、多くの人は

「親の介護」や「家族の介護」を思い浮かべると思います。

でも人生100年時代、誰もがいつかは「介護される側」になる日がやってきます。

体が思うように動かなくなったり、病気やケガをきっかけに日常生活に助けが必要になったり…。

それは突然やってくることもあります。

だからこそ、「もし自分が介護される立場になったら?」と考えてみることは、

とても大切な準備のひとつ。

準備をしておけば、家族の負担を軽くできたり、自分の望む暮らしを守ることができたりします。

逆に、何も考えないままその日を迎えると、本人も家族も戸惑ってしまうんです。

「もっと早く準備しておけばよかった!」と後悔しないために、

日常の中でできるちょっとした備えをしておくことが大切です。

今回は、自分が介護される立場になったときに安心できるよう、

今から備えておきたい5つのことをご紹介します。

決して堅苦しい話ではなく、日常の延長線上でできることばかりです。

ぜひ一緒にイメージしながら読んでみてくださいね。

このブログの優しい気持ちをイメージする画像

備え①:自分の希望を言葉にしておく

いざ介護が必要になったとき、

「どんなふうに生活したいか」を家族に伝えられなかったらどうでしょう。

「できれば自宅で過ごしたいのか」

「施設に入ることも考えているのか」

「延命治療はどうしたいのか」など、

本人の意思が分からなければ、家族は悩みながら選択することになります。

例えば、「お風呂はできるだけ自宅で入りたい」とか

「食べることが楽しみだから、食事は好きなものを少しずつでも用意してほしい」とか…。

大げさに考えなくても、ちょっとした希望を書き残しておくだけで、

家族にとっては大きなヒントになるんです。

メモに書くのもいいですし、スマホに残すのもあり。

「自分の思いを残す」こと自体が、将来の自分と家族を助けてくれます。

家族へのメッセージのイメージ画像

備え②:お金のことを整理しておく

介護にかかる費用は、人によって大きく違います。

在宅介護でもデイサービスや訪問介護を利用すれば月に数万円、

施設に入れば十数万円以上かかることも珍しくありません。

だからこそ、今のうちに「自分の貯金や年金でどのくらい賄えるか」を把握しておくことが大事。

できれば、通帳や保険証書などを分かりやすくまとめておくと安心です。

「お金のことを家族に話すなんて気が引ける」という方も多いと思います。

でも、突然介護が始まったときに家族が困らないように、

最低限の情報は共有しておきたいところです。

「この引き落とし口座に介護費用が入っているよ」と一言伝えておくだけでも違います。

お金の準備は、決して「豪華な介護」をするためではありません。

「自分が安心できる介護」を受けられるようにするための、心の備えでもあるのです。

通帳とキャッシュカードの画像

備え③:住まいの見直しをしておく

介護が必要になったときに、今の住まいがそのまま生活しやすいとは限りません。

階段が多かったり、段差が多かったりすると、転倒のリスクが高まります。

また、トイレやお風呂が狭いと、介助する家族にとっても大きな負担になってしまうんです。

今のうちからできることはたくさんあります。

例えば、玄関に手すりをつける、滑りにくいマットに変える、段差をなくす工夫をするなど。

「介護用のリフォーム」というと大掛かりに聞こえますが、小さな改善でも将来役立ちます。

もし持ち家にこだわらず、「将来は便利な場所に引っ越す」という選択肢もあります。

病院やスーパーが近い、段差のないマンションに移るだけでも、安心感はぐっと高まります。

住まいをどう整えるかは、これからの生活の質を左右する大切なポイントです。

マンションのイメージ画像

備え④:人とのつながりを持っておく

介護が始まると、どうしても家の中での生活が中心になりがちです。

そうなると孤独を感じやすくなり、気持ちが沈んでしまうこともあります。

だからこそ、今から人とのつながりを意識しておくことがとても大事なんです。

地域のサークルに参加するのもいいですし、趣味の仲間を作るのもおすすめ。

オンラインでも気軽に交流できる時代なので、

「ちょっとした世間話をできる人」を増やしておくと安心です。

また、将来的に介護が必要になったとき、頼れる人がいることは大きな力になります。

「困ったときはこの人に相談できる」という存在がいるだけで、

気持ちがぐっと楽になるものです。

人とのつながりは、自分だけでなく、介護する家族にとっても心強いもの。

「介護=家族だけで抱えるもの」という考え方にしばられず、

地域や友人とのネットワークを広げておきましょう。

人との繋がりのイメージ画像

備え⑤:自分の楽しみを残しておく

介護が必要になっても、「自分の楽しみ」があるかどうかで毎日の気持ちは大きく変わります。

好きな音楽を聴く、テレビで好きな番組を見る、手を動かして簡単な趣味を続ける…。

そんな小さな楽しみが、介護生活の中での「生きる力」になるんです。

「体が不自由になったら趣味はできない」と思いがちですが、工夫すれば意外と続けられるもの。

例えば、読書が好きな方は電子書籍やオーディオブックを使う、

手芸が好きな方は簡単な作品を作るなど。

事前に「もし動けなくなっても、この方法なら楽しめる」という選択肢を考えておくと安心です。

そして忘れてはいけないのが、「誰かと一緒に楽しむ時間」を持つこと。

一緒に歌う、一緒にゲームをする、一緒に写真を眺める…。

人と共有する楽しみは、喜びを何倍にもしてくれます。

知人とカラオケを楽しむイメージ画像

まとめ:未来の自分と家族のために、今からできること

いかがでしたか?

「自分が介護される立場になったら…」なんてあまり考えたくないテーマかもしれません。

でも、そんな未来を少しだけ想像して備えておくことで、

結果的に今の生活も安心に変わっていきます。

ここまで、

「自分が介護される立場になったときに備えておきたい5つのこと」をご紹介しました。

どれも特別なことではなく、日常生活の延長で少しずつできることばかりです。

そしてその準備は、自分の安心につながるだけでなく、介護する家族の支えにもなります。

「まだ先のことだから」と先延ばしにせず、「未来の自分と家族へのプレゼント」と思って、

少しずつ備えてみませんか?

その積み重ねが、きっと自分らしい介護生活につながるはずです。

これからも、一緒に「介護を前向きに考えるヒント」を見つけていきましょうね。

いつも応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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参考

  • 「日本の介護が深刻化、自分にはまだ関係ないと思っていると大変なことに!」マネリブ
  • 「6年半介護を経験した新田恵利さんに聞く、前向きな介護の話」JOBメドレー
  • 「スタッフの体験」あなぶきの介護
  • 「健康は指先から」愛の家


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